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天は赤い河のほとり [コミック読んでみた。]

天は赤い河のほとり (第16巻)
著者:篠原 千絵 
 小学館文庫


夕梨(ゆうり)は中3の普通の女の子。ところがある日、水の中から出てきた "手" によって、古代ヒットタイト帝国に連れて来られ、命を狙われるハメに!?


この本の感想を一言で言うなら、「すごくいい夢を見た。」っていうところ。

少女たちの夢と希望と哀しみと冒険がいっしょくたになって、どどどーーんと押し寄せてくるような歴史ラブロマンス。

昔少女だった私もw・・・思わずじーーんときてしまいました。

身分の高いモテモテのイケメン男が自分だけを好いてくれるっていう少女漫画の王道をゆく、
まぁ、きっと男にとっては「ありえんだろう。」って一言で片付けられちゃいそうなw 
危険なハラハラ感も、漫画ならではのありえないような展開でうまくいってしまう。
そんな話。
ワクワクして読めます。はい。

女の子だったら(昔の女の子も)ずっぽりハマってしまうことでしょう。(うん。たぶん)

「つわものどもが夢のあと」ってな終わり方もよい。


関係ないけど・・・
昔読んだ少女漫画って、こういうモテモテカッコイイ男がなぜか主人公の女だけを愛するっていう設定が多かったし、そういうのが好きだったりしたもんだなあって、しみじみと思い出しました。

でも、私の長い人生で、そんなことなんてありゃしないんだ(笑) あ~あ

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