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どうしたらやる気になってくれるんだろ。 [読んでみた!]

  思春期の子が待っている親のひと言  
  著者: 大塚隆司




というわけで、子供が受験生なんだけど  (どういうわけか知らんけど。)

ほんとうに勉強しない。

それでいいのか?! っつーくらいやらない。

ま、一応宿題はやる。  (やらないと怒られるから)
ま、夏休みから塾も行きはじめた。 (しょうがなく)

・・・が、それだけ。


んで、ゲームばかりやってる。
下手すると1日3時間くらいやってる。 
もちろん、親としては怒りMAXですわよ。

で、「ゲームばかりしてていいの?!」 って聞くと
「勉強ばかりしてろって言うのか?! 受験生だってたまにはゲームやってもいいじゃん!」
と、言い返してくる。逆切れ。

勉強ばかりしてる? ゲームがたまに? 
突っ込みどころ満載なんだけどw

突っ込むところは突っ込んでおかねばと、ついつい私も言い返してしまって

ま、そのあと泥沼だわね。


その言い返し方には色んなパターンがあって、

いつもあの手この手で言い返してくる。


「今日は塾に行ったから勉強しなくていいんだ!」 
(へー、塾に行った日は勉強しなくていいんだ~?www) 

「頭のいいMくんだって、ゲームくらいやってるわ!」
「みんなゲームやってるから、俺もゲームやってていいんだ!」
(ほー、その人たちは1日3時間もゲームやってるんだ~?www)

「今日は土曜日だから、勉強しなくていいんだわ!」
(ほー、土曜日は受験生の安息日なんだ~?www)


・・・と、突っ込みどころ満載。

もうね、その後はすごい低次元な言い争いになるんだけどね。 


きっと私の言い方も悪いんだと思うんだけど。

どうしたらやる気になってくれるのか・・・



★☆★☆★☆


というわけで、 

どうしたらやる気になってくれるのか。

たぶん、こういう悩みって私だけじゃないはず。

何かいい本ないかなと。色々探してみて、みつけたのがこの本。


読みやすくて、なんていうか、すんなり頭に入ってくる。

体験例をあげて具体的に書いてあるからわかりやすい。オススメ。


要するにね、『話し方や接し方に色んなバリエーションを持つ』ってこと。

『相手の気持ちを汲んで話す』ってことなんだけど。

いつも「勉強しなさい!」って言われてたら、やる気なくなっちゃうものね。

そういうことだ。


例えば、

「どうして勉強しないといけないの?」って聞いてくる子の大多数は
勉強しなきゃいけない理由を知りたいわけじゃなくて、
勉強したくないから聞いてくる。
勉強しなきゃいけない理由を否定することで、勉強しなくてもいい理由にしたいわけだ。
そういうことだから、いくら勉強しなきゃいけない理由を力説しても、しょうがない。ことごとく否定されるだけ。
そうじゃなくて『勉強したくない気持ち』を受け取らなきゃいけないってこと。

んで、これだけはやってはいけない5つのポイント。

1.理屈で説得する (双方の論点価値観が合わないと議論にならない)

2.力をつかう  (対立・衝突・反発が起こる)

3.子供をコントロールする (他人をコントロールなんて無理)

4.子供の気持ちを無視する (相手の気持ちを無視して、気持ちを動かすことはできない)

5.子供をできない存在とする (その子の尺度から見れば、どの子もできる)


うん。やりがち。


他にも 叱るときは笑いながら叱るといい。とか、意外なことも書いてあったりして、
なるほど~って思った次第でございます。はい。
そういう人を動かす言い方ってのは、ちょっとした心遣いでかわってくるんだなって思った。
少なくとも、子供が言うことを聞かないことに対するイライラってのは軽減したんじゃないかな。

この著者は塾で10年間働いてたってことなんだけど、こんな先生がいたらいいな。ってマジ思った。

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